ランジェリーの種類

 

ランジェリーはおしゃれを楽しむ下着なので、素材には特に気を遣っているものが多くなっています。

 

生地はしなやかで艶のあるポリエステルやナイロンなどが多く、特に光沢を出す場合にはサテンを使うこともあります。更に高級なものでは、シルク(絹)も使います。

 

ショーツ、肌着などの一般的な下着では、吸水性や通気性に優れたコットン(綿)などが使われるのとはいかにも対照的で、それに伴って色彩も、白、ピンク、ベージュ、淡いバイオレット、水色などの淡色に加えて、ブラックやバイオレット、レッドなどの華やかなものもあります。

 

レース飾りは常についていて、模様に使うケミカルレース、機械織のラッセルレース、リバーレースや、チュールレースが多用されます。

 

アイテムの中でもスリップなどは実用性も兼ねているので、無地のものも比較的多いのですが、キャミソールなどは、カラフルな色彩とレースや刺繍を使った華麗なデザインのものが人気となっています。

 

アイテムの種類は細かく分けるとかなり多くなるのですが、ブラジャーとパンティーでセットになっている製品があるのと同様に、スリップ、キャミソール、フレアパンティーなどがセットになっているものが多く利用されているようです。

 

基本的に肩から細い紐で吊す円筒状で、端はスカート状なのがスリップで、これにはロングスリップやミニスリップもあります。キャミソールはスリップより裾が短くて、腹部を隠す程度のアッパーで、下にショーツを合わせます。フレアパンティーはキャミソールとセットで使用するゆったりした薄地の半ズボンで裾が広がっているのが特徴です。

 

他にもペティコート、テディ、ベビードールなどもランジェリーのグループとなります。