ランジェリーとは

ランジェリーは、もともと仏語のリンネル(麻布)を意味するランジュ(linge)から派生した言葉で、子供や婦人の下着や薄手の部屋着などを意味していましたが、最近ではファッションの多様化に伴って、素材、バリエーションが増え、装飾性のある女性用下着全般を意味することとなっています。

 

アウター衣類の下に着用することに変わりはありませんが、衣類の滑りを滑らかにする機能に加えてお洒落を楽しむためのウエアにもなっています。

 

ランジェリーは、女性用のインナーウェアですが、プライベートルームにおいて、アウターに準じた着用シーンもあり、そうした場合は薄い生地でつくられているものが大部分です。

 

ランジェリーというカテゴリーには、補正下着という目的があるファンデーション、肌に直接身につける意味での綿等の肌着やパンティー、寝具となるネグリジェは含まれておらず、又、靴下類であるパンティーストッキング、ガーター等で吊すストッキング、ソックス等も含まれません。

 

特にランジェリーは、ゆったりした裁断で、身体に圧迫等を加えないのが原則なので、肌にぴったりとする基本的な下着や、身体をある意味締め付けて補正する下着であるファンデーションはランジェリーではないわけです。男性と違って、女性の下着はバラエティーが豊富なので、ちょっとその区分では混乱するかもしれません。